古くからさまざまな用途に使われるツバキ油。
中国では、400年以上前から医薬品として使用されていたようです。
日本では江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にて『髪にぬれば艶髪』として紹介されています。
なぜ、私たちはオイルを塗るのか?
それは今も昔も『潤い』を補うためですよね?
でも、ツバキ油はアブラですよね?かわいく言えばオイルです。
水と油、仲の悪いはずの2種。
なぜ、オイルで潤いが得られるのか?今回は、オイルと潤いの関係をひも解いていきます。
Contents
植物油を使って潤いを補う
オイルとは、一般に水に混じりずらいものの総称です。
にもかかわらず、私たちは、潤いを補うために、体や髪に水と中の悪いオイルを塗ります。
なぜなのでしょう?その答えは、お肌や毛髪の『潤い』の正体にあります。
お肌や髪の潤いって何?
私たちの体をつくるタンパク質には様々な種類が合って、その特徴が違います。
潤いにおいて、注目の特徴は、水との混じりやすさです。
若干水分と馴染みやすいタンパク質、水を弾くタンパク質など、いろいろな種類のタンパク質があり、その特徴の折り合いによって、お肌や髪は水分を閉じ込めるように抱えて『潤い』を実現しています。
例えば、髪内部のタンパク質であるコルテックス同士の隙間では、水分の層とCMCと呼ばれる油の層を繰り返して層を成し潤いを形成しています。
さらには、お肌の細胞の隙間でも同じように、水分とセラミド(アブラ)の層を繰り返すラメラ構造と呼ばれる潤い層を形成しています。
また、毛髪内部のコルテックス、お肌の細胞もそれ自体が水分を抱え込んでいます。このように、人体はあちこちで水とアブラの層を織り込むようにして水分を抱え込んでいるのです。
この水とアブラの層、潤いの演出だけでなく、実は外部からの刺激を遮断するシールドとなります。
アブラに近い性質の刺激物は水の層が弾き、逆に水に近い性質の刺激物はアブラの層が弾いて通過できないからです。この事をかんがみると、人体の6割が水分というのも、心強く感じますよね?
この水分を抱え込んだタンパク質が潤いの正体であり、その『潤い』こそが、ハリやコシ、ツヤを演出しているといえ、同時にその、ハリ、コシ、ツヤを自ら守っているといえます。
これが、お肌や髪の潤いの正体です。
良く言う、カサカサの肌や毛髪はこの潤いを正に失うことを言います。この潤いを失うと言うことは、具体的には、タンパク質がダメージを受けて、保水力を失い、水とアブラのシールドが弱体化し、コレによってタンパク質はさらにダメージを受けやすくなる、この悪循環を繰り返す事で、ハリ、コシ、ツヤを維持できなくなる事を言います。
そうならないために、私たちは、潤いをもとめて、さまざまなスキンケアやヘアケアを取り入れている訳です。
その1つが、植物油を初めとしたオイルケアです。
髪やお肌をオイルで優しく包み込み、タンパク質を守ろう!
潤いをもったお肌や髪は、それ自体が体を守るシールドと言えますが、そのシールドそのものをさらに外側で守るシールドがあります。「皮脂膜」と呼ばれる人体にとって最も外側のシールドです。
皮脂膜は体の周りを弱酸性に保ち、弱酸性を苦手とする雑菌を遠ざけ、さらには、髪の内部や角質層(お肌の一番外側の部分)のタンパク質の抱える水分が体外に逃げ出す事を防ぐ、保湿の効果が認められています。
こうして潤いを守る皮脂膜は、毛穴から抽出される皮脂が材料になってつくられます。
皮脂が、お肌にすむ常在菌の酵素によって分解され、脂肪酸と呼ばれる成分になり、これが汗に混じり合って皮脂膜となるのです。
ですが、もとが、皮脂ですから、洗えばあっさり落ちます。
石けんなどの高洗浄力の洗浄剤を使用すれば、尚更です。
そもそも、酸化した皮脂や皮脂膜を洗い落とすのが、体を洗う理由です。弱酸環境をつくるまでは良いのですが、古い皮脂を放置すると匂いや炎症などのトラブルの元となるからです。
ですから、洗浄は絶対に必要ですが、洗い過ぎも良くありません。
洗浄はほどほどに、と言われる所以はここにあります。
皮脂膜や皮脂を落としすぎる事により、皮脂膜が不足し、一時的にとはいえ、最後のシールドを失ってしまうからです。
皮脂の分泌量は、人によって違い、少ない人ではちょっとした洗浄で皮脂膜が不足してしまい、結果、乾燥肌や髪の乾燥を引き起こし、タンパク質がダメージを受けやすくなってしまうのです。
そこで、活躍するのが植物油などのオイルと言う訳です。
なんとオイルは、皮脂の代わりに仮の皮脂膜となって、バリア機能を向上させ、保湿力をももたらしてくれる!素晴らしい性能を持っているのです。
つまり、古くなった皮脂をしっかり洗い落としても、その後、オイルを利用する事で、疑似皮脂膜を復活させることが期待できるのです。
というのも、皮脂と多くのオイルは一部同じ成分で組成されているからです。
オイルの種類
一口にオイルと言ってもさまざまな種類があります。オイルとは油っぽいもの(水と混じり合いずらいもの)の総称であり、一般浸透した製品を挙げれば、ツバキオイル、馬油、ワセリン、オリーブオイルなどなど、それこそいくらでもあります。
これらを、構成分子から化学的に整理していくと
- 油脂
- ワックス(ロウ)
- 炭化水素(炭素と水素で出来たものの総称)
の3種に分ける事が出来ます。これが、化学的な分け方となるのですが、
一般には元となる材料によって
- 動物系
- 植物系
- 鉱物系
と分けて販売されているのを目にしますよね?
よく「天然物である植物製や動物系が安全で、鉱物系は危険!」などなど、いろんな誤解をされる方が多いと思いますが、元となる材料の印象は気にしない方が良いです。まったく意味がありません。
大切なのは、それぞれの「実際の成分が何か?」です。
つまり、油脂なのか?ワックスなのか?炭化水素なのか?がスタートで、その次に重要なのが、脂肪酸組成やら炭素数やら二重結合の有無などの化学的な背景によって決まる特徴です。
アブラの使用目的は、食用だったり化粧品だったり潤滑剤だったり洗浄だったり多岐にわたります。目的によって、その成分の持つ特徴の良い悪いが変わりますが、今回の目的は「皮脂の代わりにタンパク質を守る!」でした。
ですから、注目すべき特徴は
- 水との仲の良さ(水とくっつくか、弾くか)
- 酸化のしやすさ(傷みやすさ)
- 使用感(柔らかさ)
です。
また、皮脂の変わりに使用するのですから、なるべく皮脂と同じ成分を使用したいですよね?
では、皮脂とはいったいどんな成分で出来ているのでしょうか?
皮脂の成分とは
皮脂のほとんどが、水と混じりずらいアブラです。
その内容と平均的な組成は、
- 油脂:トリグリセリド 4割程度
- ワックス:ワックスエステル 3割程度
- 炭化水素:スクワレン 2割程度
その他:脂肪酸やコレステロールといった上記のアブラ成分が変化してできた成分です。
※この数値、様々なエビデンスを参考にだいたいの平均値をしめしましたが、性別や年齢、皮脂の抽出からの時間(常在菌の酵素によってどんどん変化します)等でかなり変動するようです。
本当に皮脂を補おうと思ったら、この数値に近しく、油脂、ワックス、炭化水素を配合したオイルを利用するべきと言うことになります。
どの種類のオイルが良いのか?
私たちが潤いを求めてオイルを選ぶなら、油脂、ワックス、炭化水素、まずこのどれを選ぶか?
これが問題になってきます。
私たちは、一人一人皮脂の分泌量も組成内容も違います。
さらには、皮脂の役割については、まだ、そのすべてが明らかになっていないそうです。これらの点から見てもそうそうコレが良い!とは言い切れませんよね?
ですから、コレが一番!と言うことも、皮脂の組成に近いものにミックスするべき!とも正直言い切れません。
ただし、オイルの種類が違えば、その特徴は違います。
その特徴からある程度、効果を狙って選ぶ事、どう注意して使用するべきか?をあらかじめ予測ができるのです。
実際、個人的に私も一番使用感(非常にしっとり、まったりとした使用感に感じます)が良いように感じます。
皮脂と同じく、徐々に酸化され脂肪酸をうみ、弱酸の肌環境をつくる材料になります。
ですから、皮脂の抱える注意点も同じです。
弱酸性を作り出す脂肪酸は、多すぎると匂いや炎症などのトラブルが心配されるのです。つけっぱなし、つけ過ぎには注意が必要!と言う事が言える訳です。
ただし、同じ油脂でも種類によって、酸化のしやすさが違っています。
つまり、油脂選びでのポイントの大きなポイントは酸化のしやすさと言えます。
粘りが合って、水と馴染みずらい為、お肌や毛髪に被膜して、潤いを閉じ込める事を手伝う効果が期待できます。
スクワレンは、非常に酸化しやすいため、品質を落としやすく、トラブルのもとになりやすいのです。ですから、市販では、スクワレンは利用される事はありません。
その代わりに、スクワレンを改良した成分がスクワランです。
スクワランは、スクワレンが酸化しずらいように、水添(酸化しやすい部分に水素を添加する)と呼ばれる処理を施された成分で、非常に水と混じりあいにくく、その上、安定しています。
そのため、水で落ちづらい化粧成分を洗い落とす、クレンジング剤として注目されています。
※水系成分は水で洗浄しやすい、油成分は油で洗浄しやすい特徴があります。
また、ワックスと同じく被膜する事で潤いを閉じ込めることを手伝う効果が期待できます。
どの種類のオイルを選んでも、一定の保湿効果が期待できます、となると、次に比べるべきは安定性、つまり酸化のしやすさになります。
普通に考えると、酸化しずらいスクワランやワックスを選ぶ方が良さそうです。
ですが、『酸化』は、ただただ悪いものではまったくありません。
確かに、『酸化』は、商品にとって劣化、人体ならば老化を象徴します。
ところが、酸化が同時にもたらす弱酸性は、私たち人体にとってとっても特別なシールドです。
酸化しない商品が、安全な事は絶対ですから、安定性を求めるのならばワックスや炭化水素のスクワランを求めるべきです。ですが、あくまで皮脂の持つお肌のシールドを補いたいのであれば、油脂を選ぶのをオススメします。
油脂
そんな酸化がキーワードとなる油脂ですが、酸化のしやすさが油脂の種類によって変わってきます。
油脂の酸化のしやすさ
油脂とは、化学的には、グリセリン分子と脂肪酸とよばれる分子が3つくっついたものを言います。この条件を満たしたものをトリグリセリドと呼ばれ、皮脂の主成分です。
トリグリセリドは、どんな脂肪酸がどんな形でくっついているのか?によって酸化のしやすさが決まります。そのために、どんなトリグリセリドが、どんな比率で混じっているか?を各油脂ごとに見比べることで、どの油脂がどの程度酸化しやすいか?が予想できます。
このため、酸化のしやすさという目線で油脂の評価がなされている訳です。
脂肪酸にはたくさんの種類がありますが、油脂選びで注目されるのは、酸化しやすい脂肪酸を不飽和脂肪酸と呼ぶのですが、市販される多くの油脂の主成分となる不飽和脂肪酸
- リノール酸
- オレイン酸
の2種が、注目されています。
2つの脂肪酸は共に酸化しやすいという、共通の特徴がありますが、リノール酸はジ不飽和脂肪酸といい、オレイン酸よりも遥かに酸化しやすいため、リノール酸の割合が多い油脂は安定性が低い、トラブルを引き起こしやすいといえ、評価が低い傾向にあります。
この考え方は正しいですが、酸化のしやすさにそれほど敏感になるべきか?と、私は疑問に感じます。
脂肪酸の酸化が引き起こすトラブルは、事実あるし、実際注意しなければなりません。
ただし、それは、通常の状態、つまり、皮脂でもまったく同じことです。
実際の皮脂でも、たくさんのオレイン酸とリノール酸が発生します。ですから、過剰な皮脂残しには注意が必要です。市販の油脂に配合されるリノール酸にも、まったく同じことが言え、注意が必要なのは確かです。ただし、過剰な利用は避けるべき、ニキビに悩む方は注意が必要にとどまり、使用を絶対控えるべきとは言えません。
大切なのは、酸化しやすいこと、酸化して過剰に増えれば、アクネ菌の増殖を引き起こし炎症を起こしてニキビなどのトラブルの原因を引き起こすと言うことを知っておく事です。
あとは、選んだ油脂系オイルの実際の使用感を冷静に見つめ、判断することが重要です。
皮脂の種類や量には、それぞれ個人差があるからです。
酸化しずらい油脂は?
油脂は自然由来のものであり、その材料が育った環境や採集時期、生成方法によって、その脂肪酸組成は個々違います。
例えば、有名な油脂、ツバキ油は、ツバキ種が取れた時期、産地、育て方、生成方法でその成分は当然違いますよね?
ただし、やはり特徴はあります。そこから見えてくる酸化のしずらさをみると、比較的酸化しずらいと言える油脂は、マカデミアンナッツ油などです。
ただし、マカデミアンナッツ油が一番良いのか?というと必ずしもそうとは言えません。
酸化を悪!ととって、安定性、安全性を優先する場合に限り、マカデミアンナッツ油はリノール酸を初めとする酸化しやすい脂肪酸が少ないため◎といえます。
市販に多い油脂を表にし、その脂肪酸組成内容を表にまとめると
オレイン酸 | リノール酸 | その他の主要脂肪酸 | |
ツバキ油 | 85% | 5% | |
シア脂 | 50% | 6% | ステアリン酸40% |
オリーブオイル | 70% | 10% | |
マカデミアンナッツ油 | 60% | 3% | バルミトレイン25% |
アルガンオイル | 50% | 30% | |
アンズ核油 | 70% | 20% | |
アボカド油 | 65% | 15% | パルミチン酸10% |
アーモンド油 | 65% | 20% | |
馬油 | 35% | 10% | パルミチン酸25% リノレン酸10% |
※1 ステアリン酸、バルミチン酸は飽和脂肪酸と言って、オレイン酸より遥かに酸化しにくい成分で、皮脂にも含まれている成分です。
※2 パルミトレン酸は、不飽和脂肪酸でオレイン酸と同列の酸化性をもちます。
※3 リノレン酸はトリ(3つ)不飽和脂肪酸とよばれ、ここで紹介した脂肪酸のなかではもっとも酸化しやすい脂肪酸です。
と言った感じです。
どの製品が良いかは、一人一人の使用感が重要な見極めのポイントとなります。
なぜならば、表の数値はあくまで平均値であり、同じツバキ油でも、製品が違えば数値は変動するはずである事
一人一人肌質は違い、もともとの皮脂の量やグリトリセリドの脂肪酸組成も違う事、皮脂の効果も100%解明されている訳ではない事から、必ずこの脂肪酸が良い!と言うことができない事
酸化傾向の強弱はあるものの、油脂は結局酸化します。それがメリットとも言えるので、皮脂を選ぶ以上、いずれにせよ酸化するリスクは背負う事となり、扱いに注意が必要である事
酸化しない、安心を第一にとる、保湿はその次!なのであれば、炭化水素のスクワラン、もしくは、ワックスのホホバオイルなどを選ぶべきであること
が言えるからです。
一応、個人的な話ですが、私はツバキ油がお気に入りです。
酸化に対する安定度が高い事ももちろん理由の1つですが、一番の理由は、単にしっとり感が一番しっくり来たこと、
そして、、、
さんざ化学目線のお話をしといてなんですが、、、、、歴史の深さからくる安心感と和の良さ、地産地消な感じがとっても嬉しいのですw
特にトラブルも感じる事が無かったですしね?
油脂を潤いのケアに取り入れる場合、酸化によるメリットもデメリットも抱えている事を認識して使用しましょう。
使う箇所(髪なのか、顔なのか、肌なのか)と時期(夏、冬など)そして使用量や使用方法も視野に入れ、冷静な判断が必要です。
絶対良い!と決めつけず、慎重にセレクトしましょう。
炭化水素とワックス(ロウ)
炭化水素やワックスの良いところは、とにかく安定性・安全性が高いところです。
ですから、なるだけ余計なものが入っていないものがオススメです。
結局、例えば油脂のような酸化しやすいものなどが同時に配合されていれば、安全性としては油脂と変わりません。
もちろん、なるだけ皮脂に近いものを試したい!などの理由があるのならば、その選択や効果を否定している訳ではありません。あくまで、安全性を求めて、炭化水素やワックス(ロウ)を求めるならば、純粋なものを選ぶべき!です。
市販されている、炭化水素やワックス(ロウ)の成分をまとめていきます。
炭化水素
スクワラン
炭化水素と言えば、スクワランですよね。皮脂に含まれるスクワレンの、酸化耐性を酸化しないレベルまで上げた成分です。
非常になめらかで、手触りがよく、潤いを安全に実感できます。
注目すべきはやはり、高い安全性で、これは、スクワランが電気的な力を持たず、2重結合をもたないと言った化学的根拠の証明するところです。
弱酸のシールドまで期待できる油脂と比べると、単に被膜による乾燥防止の効果までしか期待できませんが、気軽に使用できる点はものすごく便利です。
また、植物由来、動物(サメ)由来、石油由来のものがありますが、どれも結局まったく同じものです。ですから、材料が何であれ、気にする必要はありません。
選ぶときのポイントは、スクワランの純度の高いものがオススメです。
ワセリン
病院でも使用されるほど、安定した安心成分のワセリン。
ボクサーの切り傷にも利用されていますよね?
ワセリンの安全性も、スクワラン同様、電気的な力を持たず、2重結合をもたないと言った化学的根拠の証明するところです。
スクワランと同じく、被膜による乾燥防止の効果が期待できます。
スクワランと違うのは、油っぽい手触りです。
ベタッと、『塗れる』ワセリン、サラッと『擦り込む』スクワランといったところでしょうか。
使い勝手を考えると、どちらが良いかは別れるところかもしれませんね。
ミネラルオイル
常温で液体ならばミネラルオイル、個体に近ければワセリンです。
ですから、ワセリンと同じで安全性が非常に高いです。
ベイビーオイルとして使用される事もありますよね?
一次、鉱物油系の化粧品で起きた問題で、鉱物油自体が体に悪いと誤解されていた時期もありますが鉱物油自体は全く無害です。
ワックス(ロウ)
ホホバ油
酸化に強く、非常に安全性の高いホホバ油。
炭化水素同等の高い安全性に加え、若干の水との混じりやすさを有しているため、スクワランなどの水とほぼ混じり合わない成分とは違う、しっとりとした仕上がりを持っています。
理論上では、保湿と言う意味で、高い効果と好感触を得られる期待というか個人的な予想ができます。(実際の個人的使用感でも実感してます)
じつは奥深いオイルの世界
いかがでしょうか?単にオイルと言っても様々な種類があります。
ところが、実際にお店をのぞくと、油脂もワックスも炭化水素も分け隔てなくランダムに並んでいます。オイルの種類も凄まじい数があって、選び方が難しいですよね?
油脂か?炭化水素か?ワックスか?組み合わせるか?
まず、ここから決断し、酸化に注意しつつ、使用の程度や方法を調整して、オリジナルの潤いケアを編み出しましょう。
最初に利用するのにオススメなのは、高い効果の期待できる油脂です。
さらには、酸化しずらい油脂、ツバキ油やマカデミアンナッツ油辺りを皮切りに始めてみるのが、効果と安全性のバランスが取れていてオススメですね。