まとまらない、ひろがる、そんなくせ毛の対策にオススメのヘアケアは、髪のタンパク質を充実した状態で
1、生み出す
2、守る
3、修復する
ことといえます。
そのために必要なのが、シャンプーをはじめとするヘアケアアイテムです。
ですから、ヘアケアアイテムの成分を見るときは、配合された成分が、この3つの目的のどの部門で、どのくらいの効果が期待出来るか?に注目する事が重要です。
こうする事で、どうしても植物エキスなどの目的のハッキリしない成分が配合されがちなヘアケアアイテム達を、無駄無く脱線せずに分析出来るようになります。
特に、注目すべきは、2の『守る』です。
シャンプーにおいて、『守る』は絶対必要な主役となる能力であり、これを実現出来ないシャンプーは、もはやシャンプーとは言えません。ですから、『守る』を一定のレベル超えたシャンプーを選び、その上で『生み出す』『修復する』と言った成分を、プラスαの成分として、シャンプー、トリートメント、あるいはアウトバスから得る!と言ったイメージでセレクトしていくことをオススメします。
そこで、『守る』『生み出す』『修復する』これらの能力に長けた、オススメのヘアケアアイテムを、成分解説、注意点とともにご紹介していきます。
Contents
「キューテックマイクロフォーム シャンプー&トリートメント」
本気でダメージケアしたい人はコレ!補修系シャンプー
『髪を守る』 | ◎ | 泡立ち | ◎ |
低洗浄力 | 高め | ||
静電気除去 | ◎ | ||
『生み出す』 | ◎ | 抗酸化力 | ◎ |
『補修』 | ◎ | CMCの補修 | ◎ |
ケラチンの補修 | ◎ | ||
『被膜成分』 | あり | ポリクオタリウム | 洗浄時間の短縮が必要 |
『その他の成分』 | ○ | 植物エキス3種 |
『髪を守る』
洗浄成分の主役は、『優秀』な陰イオン(アニオン)界面活性剤、スルホコハク酸ラウレス2Naです。
何が優秀かというと、低刺激にもかかわらず、洗浄力が高めである事です。これにより、化粧成分も残留させずにスッキリ洗えるので、植物オイルや被膜成分などの化粧成分を幅広く選べます。
この洗浄をささえるのは、数々の洗浄補助成分達です。
主役となるのは、コカミドプロピルベタインです。この成分と、合わせて配合されているヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンは、どちらも両性界面活性剤で、無刺激ながら洗浄成分の静電気による刺激を緩和しつつ洗浄を補助します。
更には、コカミドDEAも配合されています。これは、非イオン界面活性剤と呼ばれ、まったく刺激なく、泡立ちを向上させ、洗浄を手伝う成分です。
更に更に、特殊なポンプを採用していることにより、通常、手で泡立てる必要のあるシャンプーですが、キューテックは違います。特殊なポンプが使用されていて、ただ、プッシュしただけで、フワッフワッな泡としてうまれて来てくれるのです。手では実現不可能な、このきめ細やかな泡は、『微細泡(マイクロフォーム)』と呼ばれ、どうしても避けられない、お風呂での洗髪による摩擦や熱といった刺激から、髪を優しく守ってくれます。
こうして、成分による化学的な泡立ち向上+ポンプによる物理的なキメ細かい泡立ちで、他には無い低刺激を実現してくれるわけですね。
もう1つ注目+注意が必要なのが、ポリクオタリウムです。ポリクオタリウムは、陽イオン(カチオン)界面活性剤の一種で、シャンプーの洗浄成分を使うにあたって、避けられない静電気による刺激を、洗浄力を妨げる事無く緩和する事の出来る画期的な成分なので、現代のシャンプーには、ほとんどセットで配合されている定番の成分です。
リンスインシャンプーの進化の結晶とも言える、ポリクオタリウムは確かに優秀+画期的な成分ですが、カチオン界面活性剤特有の注意点を併せ持っています。
それは、過度な使用は髪を被膜する成分となり、サラサラな仕上がりになる効果と引き換えに、髪や頭皮への刺激成分となると言えなくもないことです。ただし、ポリクオタリウムは、カチオンの中ではかなり低刺激の成分といえ、そこまで避けるべき事態ではありませんが、、
そもそも、本商品のポリクオタリウムの配合量の少なさを推察するに、そこまでの被膜は想像しずらいですが、良かれと思っての、大量の使用や、長時間の塗布は禁物です。たまに、入浴中は髪へ塗布したままで、上がる時に一気に流すといった間違った使い方をされる方もいるようなのですが、それが、シャンプーにせよ、トリートメントにせよ大変な間違いです。(私の母がそうでしたw)
ですから、用量を守って、塗布時間をなるべく短くするようにして、良くお湯で洗い流して残留させない事を意識すると、ポリクオタリウムの良い部分(洗浄成分の刺激除去)だけを引き立てる、上手な使い方ができます。
守るカテゴリー総合で見て、界面活性剤の配合バランス、ポンプにまで気を向けた狙いがとても優しく手が届いていて、◎の設計と言えると思います。
『生み出す』
美しい髪を生み出すには、健康な頭皮環境による良好な血行が必要です。
キューテックには、これを実現する為の優秀な成分がふんだんに配合されえています。
まず、抗酸化成分です。
抗酸化成分は、活性酸素などの酸化成分を失活させる効果が期待でき、これによって、私たちの体を酸から守る事ができます。
キューテックには、抗酸化成分の中でも、最高の効果と安全性をかねそろえた成分、プラチナが配合されています。抗酸化成分において、安全性はどうしても課題になりがちです。
ですから、安全に酸化から身を守ってくれるプラチナは、非常に貴重なのです。
ですが、ご想像の通り非常に高級な成分で、プラチナの配合はそうそう見られません。
キューテックは、シャンプーにも関わらず、プラチナが配合されているのですから贅沢な設計ですね。
次に、保湿成分です。
保湿成分はお肌の潤いを保つのを助ける成分で、うるおったお肌は、外部からの刺激を弾き返すシールドとなり、健康な血行をうながし、美しい髪を生み出す毛包を守ります。
キューテックには、注目の保湿成分。ヒト型セラミド6種に加え、コレステロール、17種のアミノ酸系成分と保湿成分が大量に配合されていて、これらの成分によって頭皮の潤いを保つ成分の補給が期待で来ます。
同じ保湿成分でも、例えば、髪内部のCMC、角質層のセラミドと言った具合に、種類によって活躍の場が違っています。ですから、配合される保湿成分の種類が多ければ多いほど、活躍できる箇所が広がるため、優秀さを増すのです。
キューテックマイクロフォームは、余すこと無くさまざまな保湿成分が配合されているため、箇所を選ばず幅広く、保湿力を底上げしてくれます。
最強の抗酸化成分プラチナに加えて、注目の保湿成分、6種のヒト型セラミドが配合されているキューテックマイクロフォームは、生み出すカテゴリーにおいて、文句無く◎と言えます。
『補修』
このシャンプーの、一番の売りは『補修』といえます。注目の補修成分がふんだんに配合されているからです。
まず、基本となる髪のCMC補修成分として注目の、セラミド2が配合され、
更には、ケラチンの補修に注目の成分、ペリセア、
更に更に、ドライヤーなどから、熱エネルギーを得ることで、失われたキューティクルの代役を果たす疑似シールドとなるメドウフォーム-δ-ラクトンが配合されています。
これにより、軽いダメージから深刻なダメージまで幅広くカバー出来る、髪の潤い復活シャンプーを実現しています。
補修カテゴリーは文句無く満点の◎と言えます。
ただし、髪の補修成分には、注意点があります。
素直に自分の感覚で仕上がりの良い悪いを判断する必要があるのです。
というのも、私たちは補修と聞くと、生命力の回復を想像し、絶対に良い効果をもたらしている!と、ついつい決めつけてしまいます。確かに、生命力の回復は間違いなく私たちにとってプラスな効果です。が、生きたお肌とちがい、毛髪は死んだ細胞のつながりで出来ています。毛髪には、生命力と呼べるような、生産などの仕事は無いのです。ですから、いくら回復しても、良くなるのは見栄えや手触りなどの仕上がりだけです。
ここで問題なのは、補修成分はダメージヘアにはもちろん超有効な成分ですが、もともとダメージの少ない髪には、人によっては、マイナスの効果を感じさせる事もあるようです。
その場合、素直に補修成分を避けてみるのも有効な手段の1つであり、無理に繰り返し使う必要はまったくありません。髪の補修成分は、あくまで化粧品のようなものと捉え、プールや海、縮毛矯正やカラーなどなどによって、ダメージを感じた時に選んで使うなど、意志を持って使用しましょう。
大切なのは、あくまであなたの使用感であり、無理に使う事無く冷静に判断しましょう。
『まとめ』
TVCMやウェブ広告を見ると分かるように、シャンプーは、オーガニック、無添加、植物エキス配合!などなどのイメージによる抽象的で根拠の乏しいアピール営業が主流です。それが悪い!とは言いませんが、今後は消費者の意識レベルの向上とともに営業スタイルも変わっていくだろうなぁ、とは思っています。
インターネットによって、情報の精査が簡単になってきて、消費者意識にも過渡期が来ていると考えるからです。
その点、キューテックマイクロフォームは、すでに、先へ行っています。売れる売れないを考えた従来の広告と違って『真っ当に良いシャンプーを追求し、お知らせして、届けていきたい!』と言う具体的な気持ちが、公式サイトからもはっきり見えてきます。
こうした流れが、他のシャンプーにも今後広がっていく事は、間違いありませんし、私も、その為に微力ながらこのような記事を書いてるような物です。
全成分表示からも、その姿勢は手に取るように見えます。目を見張る成分ばかりで、効果のハッキリしないものは、ほとんどないです。ここまで誠意を感じる配合だと、その他の成分と判断せざるを得ない、3種の植物エキスにも期待を持ってしまう程です。
特に注目するのが『補修』の成分です。補修を期待するユーザーにとっては、一押しのアイテムです。
「ルメント スパークリングオイル」
迷ったらコレ!優しい洗浄のお供
『髪を守る』 | ◎ | 泡立ち | ◎+ |
低洗浄力 | 低め | ||
静電気除去 | ◎ | ||
『生み出す』 | ◎ | 抗酸化力 | ー |
血行促進 | ◎ | ||
『補修』 | △ | CMCの補修 | ー |
ケラチンの補修 | △ | ||
『被膜成分』 | あり | ポリクオタリウム | 洗浄時間の短縮が必要 |
『その他の成分』 | △ | 植物エキス9種 |
『髪を守る』
洗浄成分には、ココイルグルタミン酸Na、ココイルメチルタウリンNaとアミノ酸系でまとめられていて、洗浄力、刺激性共に低めに設定されています。
このシャンプーで、特に注目したいのは、『泡立ち』を引き立てる洗浄補助成分たちです。
特に注目なのが、炭酸が配合されている事です。これにより、ムースのような、きめ細かな泡立ちを実現しています。
この泡だちを炭酸とともに実現してるのは、洗浄補助成分、ノニオン界面活性剤であるコカミドDEAと、両性界面活性剤のラウリルベタインです。無刺激でコクのある泡立ちを助け、更には洗浄成分の刺激を緩和がはかられています。
これらによって実現する使用感は非常に特徴的で、個人的には、経験した全シャンプーで、もっとも刺激を抑える事ができていると感じられ、一番すきな使用感といえます(❁´ω`❁)
髪を守るカテゴリとしては、成分的にも文句無しの◎と言えますが、個人的な相性の良さから、◎+とさせてくださいw(*^_^*)
『生み出す』
炭酸ガスによる、血行促進が期待で来ます。最近、銭湯で良く見かける炭酸泉ですが、高濃度二酸化炭素(炭酸ガス)の入浴は医療でも取り入れられているそうで、その効果は未だに研究され、注目を浴びています。その効果をシャンプーで得られる期待が持てる訳です。血行促進と優しい泡立ち、ルメントの泡立ちは2度おいしいと言えますね。
無視出来ない抗酸化成分が、是非が分かれて話題のフラーレンです。
思わぬ長文になってしまったので、先に結論をいっておきます。
フラーレンの是非はともかく、今回は
•洗浄目的であるシャンプーへの配合である事(化粧水とかではない)
•フラーレンの全成分表示での記載順が植物エキスの一個手前
この2点からみて、配合は低濃度と予想出来ます。
ですから、悪い効果も良い効果もよくも悪くも期待出来ないと言う訳です。
ここからは、フラーレンの是非の正体についてですが、基本読飛ばしてもらって構いませんw
フラーレンの配合自体に不安を感じる方のみ、安心するためにお読みください。
まず、『是』から見ると、フラーレンに『身代わりに酸化してくれる作用がある』のは確かで、これにより、お肌の健康を守る事が期待出来ます。更には、ダメージを受けたお肌のシールドの正常化を助けると言った効果も認められています。
では、フラーレンの『非』の部分ですが、それは、あらゆる物質との反応のしやすさ、いわゆるフラーレンの不安定さです。
この特性のおかげで、活性酸素などの酸化を、他の細胞よりも容易に受け入れるがために、抗酸化作用を実現できているといえるのですが、容易に受けいれるこの特性が、他にどんな物質を受け入れ、どんな反応を起こすか分かったもんじゃないといった、不明の不安要素を持っているとも言えてしまう訳です。
結果、そんな不安を抱えたまま、果たして化粧品として使用するのは如何な物か?と懸念されている訳です。
もっとものように聞こえますが、ここで注意したいのが、あくまで、変化しやすいのが問題なのであって、具体的な危険要素は上がりません。実際どうなのか?簡単に調べてはみましたが、フラーレンを主たる成分とする化粧水は10年以上前からたくさんありますが、問題となっているケースは見当たりませんでした。
人間の体って対応力と回復力が素晴らしいので、パッチテストなどで実証された普段無害なフラーレンが、変化を起こしたところで、ちょっとやそっとじゃ、問題にならないって事なのかもしれませんけどね。
いずれにしろ、現在、
実際のたしかな効果
と
問題を起こすかもしれない不安
の2つの是非によって消費者の好き嫌いが分かれているようですが、フラーレンが確かな効果を発揮するのは間違いないようです。ですから、冷淡に嫌うのはどうかと思います。
個人的には、良い効果が立証されていて、具体的な大問題がみあたらない以上、そう嫌うべき成分では無いこと、逆に言えば別に好き好んで狙うべき成分でも無いと考えます。
優秀で安定した抗酸化成分は他にもたくさんありますからね?
つまり、ルメントのような、主たる成分としてはいっていない場合、それほど目くじらをたてる事も、効果を過剰に期待する必要も無いと言えると思います。
良い機会なので、クドクド書いてしまいましたが、結局は気にするなかい!って感じですよね?
こうした、主たる成分ならともかく、細かい成分に目くじらをたてる風潮は1つ1つつぶしていくのも、現代の化粧品の見方として、大切な事だと私は思います。
そんなこんなで、ルメント。生みだすカテゴリーでは、あくまで、炭酸による血行促進の期待値において○とします。
『補修』
髪に対して注目の補修成分、加水分解ケラチンが配合されています。加水分解ケラチンは、実際に髪を形成するケラチンで補修するシンプルで優秀な補修成分です。
加水分解ケラチンは、普通のケラチンに比べて一粒が小さいため、浸透力が違います。これにより、広範囲の補修が期待できるのです。どちらかというとケラチンよりは、CMCの補修の方を補修の基礎としてお勧めしたいので、セラミド2などのCMC補修成分の配合が欲しいのですが、コチラの製品はあくまでシャンプーです。
補修成分は本来、トリートメントなどの役割と言え、シャンプーに絶対欲しいのは、『守る』能力です。
ですから、シャンプーにおいて、優秀な補修成分の配合は、あるだけで優秀と言えます。
この理由で、補修カテゴリにおいて△とします。
ですので、『守る』に加えて、『補修』が欲しい場合、トリートメントなどに配合を求めましょう。
『まとめ』
ルメントの良さは、何と言ってもキメ細かいなめらか泡による優しい洗浄を可能にする点です。
個人的には、優しい洗浄を目指す洗髪のパートナーとして、一番相性が良いと感じられた使用感でした。
私だけではなく、多くの方にとって、プチプチと弾けるような新触感の泡立ちは、髪を守るのにとっても効果的なのではないか?と、感じる事ができると自信をもって言えます(✿◠‿◠)。
私自身、この使用感は驚きました。すっかりハマった私は、今でも、普段づかいのシャンプーとは別腹に、週2ペースで使い分けています (o^^o)
ラスティーク ディープセラムシャンプー リペア
髪の内側からしっかり補修!美容液シャンプー
タンパク質系とアミノ酸系洗浄剤をメインに使ったお肌と髪にやさしい低刺激シャンプー。くせ毛に有効な、髪のうるおいUPと抗酸化作用のある美容液成分を使用。加老や日々のダメージにより弱った髪を内側から補修し、くせ毛の悩みを軽くしてくれます。
haru
40代の頭皮と髪を優しく洗い上げ、くせ毛で悩まされがちな髪の広がり・パサつきを抑えてしっとりしなやかな美髪に導いてくれるシャンプーは、なんといっても、低刺激•低洗浄力のアミノ酸シャンプーが理想です。
そんなアミノ酸シャンプーの中でも、haruの洗浄力はかなり低いので、超低刺激にこだわる方の内、特に化粧成分やワックスなどを使用していない真のナチュラリストを目指す方にはとてもオススメです。
ただし、低洗浄力へのこだわりは、あくまで理想ですw。下手に、低刺激?良いじゃん!で飛びつくと、逆効果を受ける事となります。低刺激にこだわった当時のわたし自身、経験済みですw。
具体的には、40年間使用し続けて来た高洗浄力のシャンプーから、いきなり超低洗浄力に切り替えた反動で、皮脂残りや髪のもたつきが気になったりして、しっかり洗えているのかな〜?という感覚に陥いり、過度な洗浄にこだわってしまって、かえって髪を傷めてしまったのです。
真のナチュラリストを目指すには、
1、髪の優しい洗い方
2、髪を洗う意義(洗いすぎない方が良い、皮脂分泌の理由と量の増減)
をしっかり理解した上で、技術を身に付けていき、その上でharuのような、低刺激低洗浄力シャンプーを選ぶ!といったなかなか厳しい道が待っていますw。ただし、その効果は絶大です。仕上がりもそうですが、何より、素晴らしいと感じたのは、洗髪への意識の変化です。
haruを使いこなし始めると、高洗浄力シャンプー使用の頃では考えられなかった、洗髪における、お湯で洗うというか、お湯の使い方がまったく別物になってきます。今まで如何に、高洗浄力シャンプーに頼りきりで、トリートメント成分でごまかして来たか!が浮き彫りになりますw。
haruを代表とする低刺激低洗浄力シャンプーを使用しつつ、自分の技術と知識で作り上げた髪のツヤ感や髪全体のまとまりのよさが実現出来た時の、その喜びは、必ずあなたをハメルと思います。
ちなみに、haruはオールインワン(リンスインシャンプー)なので、これ1本で、しっとりまとまる髪に仕上がります。パサパサ広がってしまうくせ毛を抑えて、つややかに潤う髪を目指したい場合にピッタリです。
ハーブガーデン
haruの洗浄力じゃ物足りない!でも、低刺激のアミノ酸シャンプーにはこだわりたい!と言った方には、ハーブガーデンがオススメです。
ハーブガーデンは、アミノ酸シャンプーの中では、洗浄力がほどよくあるタイプなので、シャンプー後のスッキリ感が得られます。低洗浄力のアミノ酸シャンプーを試してみて物足りなく感じてしまった人にもハーブガーデンなら満足な仕上がりを感じられるかもしれません。高洗浄力シャンプーから低洗浄力シャンプーへ徐々に移行していくツナギのシャンプーと言うのもゼンゼンアリです。
良いシャンプーとは?
ほとんどのひとにとって、美しさとは『健康』を意味します。お化粧も、如何に健康に見せるか?を演出する道具ではないですか?
『髪』は、生まれた時が最も健康な状態で、後は頭皮を守るたびに劣化していくだけの、言うならば消耗品です。ですから、ヘアケアとは、生まれて来た健康な髪を如何に守れるか?がスタートであり、最も大切であると言えます。
極端な話、これさえ完璧に出来てしまえば、コシとつやのある髪は手に入ると言えます。
ですから、髪の劣化の主な原因である、お風呂のシャワーと、化粧成分の残留によるダメージを防げれば、究極のヘアケアと言えるのです。
もちろん、髪を完璧に守る事なんて不可能ですから、補修などの成分も大切なのですが(縮毛矯正などの防ぎようの無いダメージを負った髪なら尚更です)、シャンプーを選ぶとき、使うときに意識してもらいたいのが、髪を『守る』ことです。
シャンプーにおいて守るは、さまざまな種類の界面活性剤によって実現されています。
シャンプーの主役、洗浄成分である陰イオン(アニオン)界面活性剤は、守るにおいて、もちろん注目ですが、特に注目すべきは、非イオン(ノニオン)界面活性剤と、両性界面活性剤です。
これらは、基本的に無刺激で洗浄の刺激を低下させる成分で、これらが、適切に配合されているかどうかがシャンプーの1番の見所です。
ちなみにシャンプーは、『洗浄成分である陰イオン(アニオン)界面活性剤の刺激性』で評価され、刺激物として扱われがちですが、現代のほとんどの陰イオン(アニオン)界面活性剤の刺激性は基本的にとても低く、特に目くじらを立てるほどの物ではない!と言い切れます。
むしろ、高刺激なのは『お湯による摩擦と誤解の多い洗髪』そのものであって、どの洗浄成分を選んだとしても、毛髪にとって現在の進化したシャンプーは『刺激緩和剤』と言い切れます。
※進化しない分かりやすさを売りとする石けんは別ですが、、
以上の理由から、低刺激に進化して来たアニオン活性剤の中でも、比較的低刺激であるアミノ酸系、スルホコハク酸系、お酢系シャンプーを選ぶ事も重要といえますが、アニオン界面活性剤に置いては、あくまで自分にあった洗浄力を選ぶ為の材料として考えるべきで、『守る』において最も大事なのは、洗浄補助成分に何が使われているかです。
更に言えば、いかに優秀なシャンプーを使用しようとも、シャンプーの性能に任せっぱなしでゴシゴシ洗っていては、低刺激な洗髪はありえないと言えます。論より証拠、美容師の方によるシャンプーに注目すると、お湯の使い方が上手で、とても柔らかい洗い心地ですよね?
あくまで、シャンプーとは、低刺激な洗髪を手伝うアイテムであり、そのために必要な基本成分が、まず洗浄補助成分、次いで洗浄成分となるのです。
そうして選んだシャンプーが、自分の洗髪に合った物かどうかは、私たち一人一人の技術力にも影響されます。
シャンプーを選ぶ事も重要ですが、洗浄中の使用感と実際の仕上がりも大事と言う訳です。
商品に振り回される事無く、狙った効果と実際の使用感と仕上がりを良く吟味し柔軟に商品を変えていって、自分に合ったスタイルを探し続ける事をオススメします。