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十分な洗浄力としっかりダメージ除去、コクのある泡立ちによる理想的な洗浄
コカミドプロピルベタインが最初の洗浄成分として記載されていますが、洗浄力の源は、次に記載されているスルホコハク酸ラウレス2Naという陰イオン界面活性剤だと思います。
もともと低刺激なスルホコハク酸ラウレス2Naで十分な洗浄力を担保しつつ、コカミドプロピルベタインなどの両性界面活性剤による、マイルドな電荷除去とコカミドDEAによる無刺激の泡立ちとコクの向上によって、より一層の刺激緩和を目指す設計になっています。
ですから、さっぱりと洗い上げる洗浄力と、そのとき髪に蓄えがちなダメージ要因をしっかりと抑え、泡立ちによって、優しく洗い上げることが期待出来るので、しっかり洗えて、低刺激を実現する可能性の高いシャンプーです。
ダメージ補修で髪の保水力を向上させ『まとまる』『パサつかない』素直髪へ
『ダメージ補修』と聴くと、『再生』や『回復』といった『復活』をイメージする方が多いと思います。
ですが、ひとえに『補修』といっても、どんな形でもダメージ箇所を補填できれば『ダメージ補修』を謳えてしまい、必ずしも『再生』や『回復』といったイメージどおりの補修を示しているとは限りません。
具体的に言うと、シリコンなどのポリマーによる『被膜』による『化粧系補修』と、髪本来のタンパク質の『復活』による『失ったものを補う補修』の違いです。
シリコンなどによる被膜は、ダメージ箇所というより、ところ構わずとにかく髪を包み込むことによってコシツヤを疑似表現します。
それに対して、タンパク質の補修は髪のダメージ箇所に対して働きかけ、髪本来の『潤い』を復活させ、ハリ、コシ、艶をもたらします。
シリコンの持つハリやコシと安全性も素晴らしいですが、本来の補修がもたらす『潤い』は、仕上がりは似ていても、その根拠は全くの別物です。
ですから、本来の回復を意味する補修でしか、くせ毛を押さえ込む期待の持てる『潤い』は手に入らない訳です。
キューテックマイクロフォームには、その本来の回復を意味する本当の補修成分がふんだんに配合されています。
ひとつづつ紹介していきます!
まずは、
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
です。
ペリセアは、髪に浸透してダメージ部分を補修することはもちろん、セラミドのように頭皮のバリア機能を改善したり、髪の指通りを良くするといった効果が期待できます。
これにより、ハリやコシの再生だけでなく、髪の保水力の向上などが期待できるのです。
更には、パーマ液などの残留薬剤の中和も期待出来るので、縮毛矯正後のケアにも有効な成分と言えます。
つぎに
メドウフォーム-δ-ラクトン
です。
メドウフォーム-δ-ラクトンは、普段は単なる被膜成分ですが、熱によって毛髪と化学反応を起こして毛髪を補修します。
ですから、シャワー後のドライヤーの時にこそ、その真価を発揮するのです。
その素晴らしさの意味は、ドライヤーの持つ知られざる意外なダメージを抑えつつ、且つ、ダメージを補修できることです。
ドライヤーは、髪の水気を乾かすことで、濡れによる弱った髪を元の強固な状態に戻す為のアイテムですが、同時に熱によって髪へダメージを与える心配のある『矛盾』を抱えたアイテムなのです。
ですから、摩擦に気を付け、熱を与えすぎないように乾かし、最後は冷風モードでダメージを最小限に抑えつつ冷やす!といった、意外にも技術力のいるヘアケアなのです。
とわいえ、美容師さんの技術力はそうそう簡単に身に付く訳ないですよね?
そこで役立つのが、メドウフォーム-δ-ラクトンです。
メドウフォーム-δ-ラクトンはドライアー時の髪の熱によるダメージを保護しつつ、水気を飛ばし、その上でダメージ補修をもしてしまうという素晴らしい成分です。
補修成分はまだまだあります。
次は
ヒト型セラミド
です。
ヒト型セラミドとは、私たちの皮膚の細胞と細胞の間に存在するセラミドとまったく同じ構成を持った成分です。
セラミドは、私たちの毛髪やお肌の角質層の水分を保持する働きがあり、これにより外部刺激の侵入を防ぐシールドを形成してくれています。
そんなヒト型セラミドは、お肌や毛髪に与えることで、セラミド合成の促進が期待できます。
これにより髪の保湿力の向上がうながされ、くせ毛を『まとまる』『パサつかない』素直髪に作り替える可能性を高めることが出来るのです。
次の補修は、保湿効果もかねそろえた
17種のアミノ酸成分
です。
グルタミン酸
グリシン
ロイシン
ヒスチジンHCl
セリン
バリン
リシンHCl
アスパラギン酸Na
トレオニン
アラニン
イソロイシン
アルギニン
シスチン
フェニルアラニン
チロシン
プロリン
トリプトファン
これら、アミノ酸系の17種の成分には、補修に留まらず様々な効果が期待できます。
そもそも、私たちの体のタンパク質は、これらアミノ酸系の成分が様々なつながりを持ってはじめて成り立っています。これにより、髪やお肌などの保湿力は保たれていて、その結果、外部からの刺激の侵入は防がれている訳です。
これらアミノ酸系の成分をお肌や毛髪に与えることで、個々の成分において効果に違いはありますが、保湿効果、毛髪の柔軟性向上、毛髪の保護力の向上などの効果があると認められたデータが存在します。
ダメージ補修によって保水力を上げた上で、アミノ酸効果を与えることで、毛髪はおろか、頭皮のバリア機能の向上が期待できます。
コレだけフンダンに補修成分が配合されたシャンプーは稀で、キューテックマイクロフォームは、補修において非常にこった設計をしているシャンプーと言えます。
アンチエイジング
アンチエイジングは、とても響きの良い言葉ですよね?40代の私にとって、記事を書いてるだけでも嬉しくなってきます。
さて、アンチエイジングの具体的な最終目的は、シミ、シワ、たるみなどの解消となる訳ですが、そもそもこれらの根本の原因は主に「酸化」です。酸化と聞いて思い浮かべるのは鉄が錆びることでしょうか?私たちの体内や肌でも同じような力が働いて、私たちは、老いていきます。これを止めるには、酸化しようとする力を中和すればよい訳ですが、それには、酸化の反対、還元力を持つ成分を酸化物質にあてがえばよい訳です。
お肌や細胞の代わりに酸化してもらうと言う訳ですね。
還元力を持つ成分としては、コエンザイムQ10やトコフェノールが有名ですが、最強の還元成分と言うと、白金(プラチナ)です。
キューテックマイクロフォームには、アンチエイジング成分として、トコフェノールと、何とあの最強の還元成分、白金(プラチナ)が配合されています。
プラチナの何がそんなに最強かと言うと、その不変性と他の還元成分との相乗効果にあるんです。プラチナは、どんな状況に置いてもその姿を変えず、輝きを半永久的に持ち続けることが出来ます。
変質しないと言うことは、それだけ安全な物質であると言えること、更には、その機能性も半永久的に持ち続けるといえ、白金の還元力は、半永久的です。
さらに、キューテックマイクロフォームには、トコフェノールも配合されています。
白金には、他の還元剤の効果を底上げする効果も認められています。
ですから、ダブル配合のあるキューテックマイクロフォームのアンチエイジング力は非常に楽しみなものを持っていると言えるでしょう。
更に詳しく知りたい方は公式サイトをチェックしてみてください。
「キューテックマイクロフォーム」公式サイトはこちら
公式サイトを見ていくとお分かりかと思いますが、エキスや無添加といった他社の売り文句とはひと味違うサイト構成と商品アピールとなっています。具体的には、ダメージ補修や、エイジングケア、浸透力などがうたわれていますが、どれも成分表示から裏付けの取れる効果ばかりなので、メーカーの本気度が伺えます。価格は高いですがその価値は充分に伺える至極のシャンプーと言えるでしょう。
全成分表示
水 DPG コカミドプロピルベタイン スルホコハク酸ラウレス2Na ココイルグルタミン酸TEA 塩化Na コカミドDEA ココイル加水分解ケラチンK ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン 加水分解ケラチン アロエベラ液汁 カンゾウ葉エキス クランベリー種子油 グリチルリチン酸2K シア脂 ヒアルロン酸Na メドウフォーム-δ-ラクトン セラミド2 セラミド5 セラミド3 セラミド6Ⅱ セラミド1 水酸化Na ジラウロイルグルタミン酸リシンNa グルタミン酸 グリシン ロイシン ヒスチジンHCl セリン バリン リシンHCl アスパラギン酸Na トレオニン アラニン イソロイシン アラントイン アルギニン シスチン フェニルアラニン チロシン プロリン クオタニウム-33 クオタニウム-18 ポリクオタニウム-6 トコフェロール クエン酸 クエン酸Na 白金 酢酸 タウリン イノシン酸2Na グアニル酸2Na コレステロール PPG-5セテス-10リン酸 エチドロン酸 塩化Mg PG 硝酸Mg メチルクロロイソチアゾリノン メチルイソチアゾリノン カラメル トリプトファン BG イソプロパノール エタノール フェノキシエタノール 香料
洗浄成分 陰イオン(アニオン)界面活性剤
スルホコハク酸ラウレス2Na:刺激が低く安全性の高い上に高洗浄力、洗浄力だけ見ればお酢シャンプーを超える
ココイルグルタミン酸TEA:超低洗浄力、毛髪の保護、修復効果が期待出来る
ココイル加水分解ケラチンK:ケラチンに含まれるアミノ系成分とヤシの脂肪酸とで作り出すPPT系アニオン界面活性剤です。簡単に言えば、複合型アミノ酸系界面活性剤といった具合。比較的、低刺激•低洗浄力が予想され、ハリの増強の期待が持てる洗浄成分です。
洗浄補助成分
コカミドプロピルベタイン:両性界面活性剤、アニオン界面活性剤による電荷を除去しながら洗浄出来るため、刺激緩和剤としても働く
ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン:両性界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤による電荷を除去しながら洗浄出来るため、刺激緩和剤としても働く
コカミドDEA:無刺激のノニオン界面活性剤、泡立ちやコクによる洗浄補助剤
抗酸化(アンチエイジング)成分
白金:あらゆる条件で酸化しない、化学的に超安定した成分。からだが作りだしてしまう活性酸素のシワやシミの原因となる成分を除去する機能を持っており、しかも半永久的にこの機能を発揮します。しかも白金には、同じ抗酸化(アンチエイジング)成分として、コエンザイムQ10やトコフェノールがあがりますが、これらの一過性の抗酸化(アンチエイジング)機能を向上させる機能をも持ち合わせているといったデータがあります。
これだけの有料成分である上にそもそも希少な成分ですので、非常に高価であり、シャンプーへの配合はほとんどの場合微々たる物であることがほとんどであるようですが、少量の配合でも期待値は非常に高い物があります。
電荷除去成分
カチオン界面活性剤
クオタリウム−○、ポリクオタニウム−○:これらはアニオン界面活性剤と時間差で作用し、洗浄によって髪に残った電荷を取り除くことで刺激の緩和と、残留した成分による柔軟性や滑りの良さを演出し仕上がりの良さを引き出します。同じカチオン界面活性剤の中でも低刺激で有名な成分です。
クオタニウム-33
クオタニウム-18
ポリクオタニウム-6
保湿成分
DPG:保湿剤
植物エキス
アロエベラ液汁
カンゾウ葉エキス
クランベリー種子油
植物エキス抽出と想定できる成分
エタノール
BG
毛髪補修成分
ヒト型セラミド:ヒト型セラミドたちは、私たちの細胞間に実際に存在する成分で、水分保持や外部刺激の侵入を防ぐ私たちのシールドの要です。
ヒト型セラミドは、たくさんの種類に分けられることができ、未だに新発見され続けている成分で、これらの構造を完全に模して人工的につくられた『ヒト型セラミド』は、毛髪やお肌に与えることで、毛髪やお肌のセラミド合成の促進や、それによるバリア機能の改善による保湿力の向上などなどの効果が様々な形で実証されています。
キューテックに配合されているヒト型セラミドは
セラミド1
セラミド2
セラミド3
セラミド5
セラミド6Ⅱ
コレステロール:食品としては評判悪いですが、表皮の細胞間脂質ではセラミドと同じく肌の水分保持、シールドを担う大切な成分です。コレステロールも、シールドの改善による保湿力の向上が期待で来ます。
加水分解ケラチン:髪のタンパク質の主成分です。毛髪に与えることでダメージ部分を補填し修復する効果が期待できます。またただのケラチンが、外部補修に留まるのに対し、加水分解ケラチンはひとつぶひとつぶが小さい為に、髪内部への浸透力が比較的高く、内部補修の期待値が高い成分です。
アミノ酸系補修成分:毛髪の主役コルテックス内部の水分を維持する成分を『天然保湿因子(NMF)』と呼ばれています。
アミノ酸類の成分は、NMFの主成分となっていて、毛髪に与えることでコルテックスの補修や、毛髪の保湿、頭皮に与えることで、柔軟性と保湿による保護力の向上などの効果が期待できます。
キューテックに配合のあるアミノ酸系補修成分は下記17種です。
グルタミン酸
グリシン
ロイシン
ヒスチジンHCl
セリン
バリン
リシンHCl
アスパラギン酸Na
トレオニン
アラニン
イソロイシン
アルギニン
シスチン
フェニルアラニン
チロシン
プロリン
トリプトファン
シア脂:アフリカに自生する木のから取れる成分です。オレイン酸やステアリン酸が主な成分で、肌の温度で解けるバターのようなオイルです。
保湿効果の他に、肌の柔軟性向上効果が期待できます。
ヒアルロン酸Na:食料にも使われる安全で有名な保湿成分です。
タウリン:上記の天然保湿因子との併用で保湿効果の底上げが期待出来ます。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa:優秀補修成分『ペリセア』としての名の方が有名ですね。
髪のダメージを受けた部分を補修したり、残留したパーマ液成分の中和したりの効果があります。
メドウフォーム-δ-ラクトン:ドライアーから熱を得ることで、毛髪と化学反応を起こして、キューティクルのダメージ部分を補修する効果が期待で来ます。なので、効果を得たいのであれば、ドライアーの熱波は必須です。また、ドライアーの熱ダメージから、髪を守りつつ補修出来るために、ドライアーとの相性が非常に良いです。
抗炎症成分
グリチルリチン酸2K:優れた抗炎症効果があるので、お肌の状態を驚異的に整えることが期待出来ます。
アラントイン:消炎効果が期待でき、細胞の増殖促進が期待できます。
pH調整剤
クエン酸
クエン酸Na
酢酸:平たく言えばお酢です。
質感調整剤
塩化Na
水酸化Na
防腐剤
トコフェロール:酸化防止力があり、シャンプーを酸化による腐食から守ります。また、お肌の酸化による老化を止めるエイジングケアとしての活躍も期待出来ます。
PG:抗菌作用
防腐・抗菌剤:高い刺激性が認められるがゆえに、評判も非常に悪いですが、危険性に応じて配合量が法律で制限されている為に一定の効果と安全性が認められています。また、シャンプーは洗い流す商品です。
ですから、シャンプーにおいて防腐剤は目くじらを立てる必要は無用と考えます。
メチルクロロイソチアゾリノン:抗菌・防腐
フェノキシエタノール:抗菌・防腐
メチルイソチアゾリノン:抗菌・防腐
キレート剤
エチドロン酸:水道水のミネラル分と反応して、悪影響を低下させる効果があります。
色、質感調整剤
カラメル:合成着色料ではありません。色彩の演出、コクなどによる高級感を引き出します。
その他
イノシン酸2Na,グアニル酸2Na,PPG-5セデス-10リン酸,塩化Mg,硝酸Mg,イソプロパノール、香料