親水基にスルホコハク酸構造をもつ界面活性剤の総称です。
成分表示では、スルホコハク酸ラウリル2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naなどと表記されています。
親油基が高級アルコールで出来ているので、ラウレス硫酸系や石けん系と同じ高級アルコール系の1つです。
高洗浄力・高刺激が特徴とされる高級アルコール系ですが、スルホコハク酸系は、高洗浄力でありながら、皮膚刺激性を低刺激に抑えることに成功した、言わば高級アルコール系最先端の優秀な界面活性剤の1つです。
何と言っても低刺激ながら高洗浄力なのがスルホコハク酸系の長所ですが、しっかりした泡立ち、そして弱酸性、または硬水の環境でも洗浄力を維持できる!といった特徴も優秀です。
日本の水は軟水である事が多いのであまり注目される事のない水との相性ですが、もう一方の特徴、弱酸での安定性はシャンプーにおいてとっても大切な長所です。
この安定した洗浄力という特徴から、低刺激・低洗浄力系シャンプーの洗浄力の底上げに配合されることもあります。弱点といえば、人によっては洗浄力が強すぎる事と言えます。
ただし、高洗浄力は皮脂をとりすぎるために弱点といえると同時に、化粧成分等の残留成分を残さないといった安定したという強みがあるとも言えるのです。
つまり、スルホコハク酸系をはじめとした高洗浄力系のシャンプーを選べば、化粧品を初めに「選べるライフスタイルの幅が広がる!」とも言える訳ですね!
スルホコハク酸系シャンプーは「シャンプーの皮膚刺激性が気になる、、、」「でもさっぱり洗いたい!」といった人にオススメです。
オススメのスルホコハク酸系シャンプー
キューテック マイクロフォームセラム
スルホコハク酸ラウレス2Naを洗浄成分の主役とする優秀なシャンプーです。
このシャンプーの1番の魅力はスルホコハク酸系特有の高洗浄力・低刺激と言えますが、更に嬉しいのはフンダンに配合された補修系の成分たちです。
「髪をいたわる」ことに特化した配合がなされています。
スルホコハク酸系ラウレス2Naにより、低刺激にしっかり洗浄し、それでも受けたダメージは、保湿成分、補修成分で補う!といった効果が期待できます。