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トップページ > 縮毛矯正 > くせ毛を直毛にする唯一の方法、縮毛矯正の仕組みと刺激!

くせ毛を直毛にする唯一の方法、縮毛矯正の仕組みと刺激!

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くせ毛を直毛にするには、パーマ液に頼るしかありません。
パーマ液による処置は、美容院での縮毛矯正やストレートパーマを利用する事になります。

一般的となっているパーマですが、実際行われている内容は、言わば、分解して、形を整え、再結合させるという、かなりの荒技です。
パーマの相手は死んだ細胞『髪』とはいえ、強力な薬剤をいくつか使用しているであろう事は創造しやすいですよね?
くせ毛と付き合うのに、まず誰もが最初に迷うのが、縮毛矯正を『かける』か『かけないか』ではないでしょうか?
この大切な選択肢をしっかりと選べるよう、パーマの仕組みについて解説します。

Contents

縮毛矯正、パーマの仕組み。パーマ剤やカーリング剤によって髪の形が変わる訳

髪の毛は
ペプチド結合、シスチン結合、イオン結合、水素結合によって、形成しています。ですから、これらの結合の一部を解いてしまえば、ぐにゃぐにゃと自由に形成し直せると言う訳です。
ペプチド結合は髪の命と言って良い結合で、切れれば二度ともとに戻りません。
それをしっかり補強するのがシスチン結合です。この結合も、通常、簡単には解けませんが、薬剤によって切ったり、くっ付け直したり出来ます。残りの結合、イオン結合、水素結合は、言わば髪の補助的なイメージの結合で、薬剤無しで簡単に切れたり復活したりします。
パーマは、ペプチド結合を強靭な軸とした髪の毛の粘り強い性質を利用した荒行です。
つまり、ペプチド結合を残して、他の結合を意図的に弱めることで、形を整え再結合させる事で造形し直す訳です。
具体的に、美容院でこれらの結合を切っていく技術を順を追ってみていきましょう。

ウエット

まず髪をウェットな状態にする事で、水素結合を解きます。
そう、髪はぬれるだけで、もろくなると言う訳です。
美容院でまず、髪を濡らすのはこのためだったのです。

ワインディング

カールなどのパーマをかける場合に必要な作業です。ストレートパーマでは利用しません。
おもに、カーラーによって、毛髪構造にテンションを与え、残った結合、シスチン結合とイオン結合を物理的に引っ張ります。

1液塗布

1液には還元剤と呼ばれるシスチン結合を解く薬品が配合されています。
還元剤はさまざまな種類があり、それぞれ有効範囲や特徴が違っています。
目的のカールをかけるという部分に重要なそれぞれの還元剤の特徴として、有効範囲があげられます。
有効範囲がキューティクル(髪の外側)に留まるのか、コルテックス(髪の内側)まで浸透するのか?
更には、シスチン結合がある場所が、S1領域(水に馴染むの部位)なのか、S2領域(水に馴染まない部位)なのか?です。

有効範囲別に還元剤の代表的な物と、それぞれの特徴を、表に簡単にまとめてみました。

チオグリコール酸 システイン チオグリセリン システアミン
水への反応 馴染む 馴染む 馴染まない 馴染まない
医薬部外品への配合が可能か ○ ○ × ×
髪への浸透性 内部まで浸透 内部まで浸透しない 内部まで浸透 内部まで浸透しない
プラスのイオン性 なし アミノ基をもつ(+) アミノ基をもつ(+) なし
酸化力 強い やや強い やや弱い
主な有効範囲 コルテックスのS1 キューティクルのS2 コルテックスのS1 キューティクルのS2

これらさまざまな還元剤を組み合わせて、対応するシスチン結合の切断を行う訳です。
ちなみに、配合にはルールがあり、商品として登録する時に医薬部外品として登録するのか、化粧品として登録するのかによって、変わってきます。
医薬部外品とする場合、パーマ剤。
化粧品として登録するのならば、カーリング剤。ちまたでは、コスメ(化粧品)パーマなんて言われる事もあります。

ご想像の通り、化粧品のルールの方が、効果が高いとされる還元剤の配合が許されないといった、厳しめのルールとなっていますから、パーマ剤の方が、カーリング剤より効果が高く、刺激が低い傾向にあると言えなくはないですが、あくまで『傾向』です。
結果的にはどちらもシスチン結合を切断し、パーマや縮毛矯正といった成果を得るのは同じです。
ですから、髪が傷む等の刺激は、同等にあると考えるべきです。
とはいえ、現代は安全性が高い印象のあるカーリング剤によるパーマが一般的になっているようです。

さらに、1剤にはイオン結合を解く為に、アルカリ剤が配合されています。
髪は、毛髪内のタンパク質の結合が安定するpH4.5〜5.5である事が望ましいとされています。
通常、pH4.5〜5.5である毛髪に、アルカリ剤を付与する事によってどんどんマイナスの電荷を与えていくと、髪は膨潤と言う作用が起こり、ふくらんで薬剤(還元剤)の通り道を造ると同時に、イオン結合を切断します。

アルカリ剤には、アンモニア、モノエタノールアミン、炭酸水素アンモニウムなどが用いられます。
作用が高いのは、アンモニア、モノエタノールアミンですが、アンモニアは匂いがきつく、モノエタノールアミンは残留性が高いといった弱点があります。

これで、ペプチド結合を除く全ての結合が弱まりました!

中間水洗

還元剤を含む1液を洗い流します。ここで、洗い残すと2液の酸化剤が充分に機能しないばかりか、残ったアルカリ剤と還元剤は、作用し続けて縮毛矯正後の髪へのダメージに直結します。

2液塗布

2液にはシスチン結合を再結合させる為の薬剤、酸化剤が含まれます。
主に、過酸化水素か臭素酸ナトリウム(ブロム)です。
2つには酸化力に違いがあり、これによって仕上がりに違いが出る傾向にあります。

過酸化水素のほうが、酸化力が高く、短時間(5-8分)で、酸化させ、比較的弾力が無く、固い仕上がりになりがちです。また、この高い酸化力のために、カーリング剤の2液には配合が許されていません。
これに対し、臭素酸ナトリウムは酸化力が弱く2回に分けて内部までじっくり(15分)酸化させ、比較的弾力があり柔らかい仕上がりになる傾向があります。
2回に分けて塗布する理由は、より内部までじっくり酸化させる為です。
1度目の塗布は、アルカリブロム(pH9)2度目の塗布は、酸化ブロム(pH6)で行われます。

臭素酸ナトリウム(ブロム)はアルカリ状態よりも、酸性状態でより強力な酸化作用を発揮します。
ですから、昔は酸化ブロムの使用が有効とされていました。しかし、近年、酸化ブロムは髪内部へ浸透しずらいという研究結果がでてきました。
この原因は、酸化ブロムが、持ち前の強い酸化力によって、あっというまにキューティクルを引き締めてしまうことであると考えられています。
キューティクルが閉じるは、髪内部への浸透をしにくい状態になると言う事です。
これが原因で酸化ブロムは浸透力が低いと考えられています。

ですから、現在では、まず、酸化力の弱いアルカリブロムの塗布します。これにより、毛髪内部まで酸化剤を浸透させ、髪の内側から緩やかに酸化させ、仕上げに低濃度の酸化ブロムを塗布して、髪のpHを中性に戻しつつ、キューティクルを引き締めるといった工程が一般的です。

パーマの種類

ここまでご紹介したのは、シスチン結合を切断し、再結合させると言った、一般的なパーマにおいての共通の工程でした。

実際の美容院のパーマは、単に結合の切断、再結成だけではなく、もう一工夫する事で、さまざまな仕上がりを生み出しています。基本的には熱を加えることです。熱の与える方法やタイミングでパーマの種類が分けられてます。縮毛矯正はホット系パーマです。

コールドパーマ:オーソドックスなパーマ

ホット系パーマ:熱処理を加えるパーマ

クリープパーマ:クリープ現象を利用するパーマ

エアパーマ:クリープ現象とガラス化を利用するパーマ

などです。
良くコールドパーマの反対語のように使用される『デジタルパーマ』と言うのは、ヘアカラー剤やストレート剤、ヘアケアなど理美容品の販売を行っているパイモア社によって商標登録された用語であり、加温ロッドを使用したホット系パーマの代表的な物を差します。

クリープ現象とは?

パーマをかける為に、カーラーなどによってくせをつけたい方向に固定された髪の内部は、ストレスがたまったコルテックスがいっぱいです。そんな状態のまま、1剤によってシスチン結合を解き、中間洗浄によって膨潤が更に進むとストレスいっぱいだったコルテックス間にある程度余裕ができるため、ストレスの無いところまでコルテックスが逃げようとします。こうして髪の形が造形されていく訳ですが、この働きを助けるのがクリープパーマです。

具体的には、中間洗浄後に、髪内部の水分を維持しつつ55℃以下で加温します。蒸しタオルやドライヤー加圧加熱水蒸気、スチーマーを利用するなどと言った様々な方法があります。これにより、コルテックスのストレスをしっかりとスムーズにすべて逃がしてやる事を助け、髪の毛をふわっとさせ、根元のボリュームが出せる、柔らかくしっかりしたカールができます。

更には、クリープパーマは毛髪内1液と呼ばれる物質の働きを助けます。
美容院で言う、毛髪内1液とは、シスチン結合が切れる事で生まれる成分、SH(システイン)のことで、主力の還元剤である1液が洗い流された後も、非常に小さな還元力でストレスのかかっているシスチン結合を解いていく事で、コルテックスを更に安定させ、1液の絶対必要量、使用時間とも減らす事ができるため、ダメージ軽減につながります。

クリープパーマには、時間と手間を除けば、デメリットらしいデメリットは無いので、多くの美容院で実践されています。

ガラス化とは?

クリープがコルテックスの移動を促す物だったのにたいして、ガラス化は移動したコルテックスの固定と言えます。

具体的には、クリープ後の不安定なカールを、温度と湿度を専用の機器を使って管理し、それによって、髪にとって接着剤のような成分であるCMCを固定(ガラス化)する事で、常温常湿でコルテックスにストレスの無い安定した状態にしたうえで、キューティクルをカールの形状に閉じさせる事ができます。この後、2液によってその位置をさらに固定、記憶させる訳です。これにより、常湿時に再現性のあるカールを実現でき、ホット系パーマのようにタンパク質の熱変性も起こさないので、ガラス化を利用するエアパーマは低刺激で繰り返し利用出来るといったメリットがあります。

縮毛矯正が持つ刺激、ダメージとは?

縮毛矯正などのパーマの仕組みを知ってしまえば、ダメージが必須である事は明らかといえますよね?
髪を『一度壊す』のですから当然です。パーマをかけることは、ダメージをある程度覚悟するしか無いです。それどころか、下手をすれば、ダメージどころかビビり毛などの『失敗』も覚悟すべきです。
ええっ!?失敗はさすがに、美容師さんのせいでは?責任とってよ!って思う方も多いと思いますが、実際、縮毛矯正の失敗は割と現実的で、そのくらいリスキーであると言う事です。
実際私も、縮毛矯正をかけて根元5cmくらいのところで髪がくの字に曲がってしまった事があります。担当の美容師さんに相談して、さらに、髪をいじくりたおされるのも怖かったので、まさに『なんもいえねぇ、、、』状態で、カクカクのままカクカク帰りました。

では、覚悟すべきダメージとはなんなのか?失敗はどんな要因によって引き出されるのでしょうか?見ていきましょう。

テンションのかけ過ぎ

パーマのワインディングや加熱ロッドやアイロンによる物理的なストレスが不必要なほど大きいとその分キューティクルとコルテックスが傷みます。

1液の還元剤、アルカリ剤の効き過ぎ

還元剤が必要以上にシスチン結合を切ってしまう、アルカリ剤が毛髪の膨潤を必要以上に促す事で髪内部の成分が流れ出す。と言った心配です。必要以上と言うのがポイントです。パーマをかければ必ずこのダメージは0にはなり得ません。過剰と言う意味では、考えられる原因はいくつかあります。

薬剤選定の間違い

パーマに使う商品を選ぶ事も大切ですが、多くの商品は、刺激別にいくつかレベルが分けられて販売されている場合が多いです。どの薬剤のどのレベルを使用するかは担当する美容室や美容師さんによって決められます。
ですから、この選定を間違うともうどうにも防げません。カールがかからない、刺激が大きくなるといった問題を容易に引き出してしまいます。選定に必要なのは、髪の質とダメージをしっかり見極める美容師さんの経験が必要です。

薬剤の塗布にムラがある、中間洗浄が不十分。

いくら選定が適切でも、塗布にムラが合ったり、薬剤が残留してしまえば、選定ミスと同じ問題を引き起こす原因となり得ます。美容師さんには経験だけでなく、技術も求められます。

2液の酸化剤の効き過ぎ、作用不足

シスチン結合を再結合出来なければ、当然ダメージとなります。
具体的には再結合できなかったシステインは酸化してシステイン酸となり、髪のダメージの大きな原因になります。
逆に、酸化剤の効果を過剰に受ければ、やはりシスチン結合を切ってしまう事になり得ます。

原因となりうるのは、基本的には1液と同様です。
追記するとすれば、放置時間が短すぎると言ったところです。

ホット系パーマのタンパク質の熱変性のダメージ

タンパク質は、熱によって形状を変えます。

具体的には、液体から凝固し個体へ変化します。
目玉焼きが良い例ですね。
タンパク質の熱変性によるダメージとは、焦がしてしまった目玉焼きを想像すれば分かりやすいです。
原因としては、

設定温度が高すぎる。
髪がぬれたまま過剰な熱を加えてしまった。(ぬれた髪は弱っている)
アルカリ剤が残ったまま加熱してしまった。
などがあげられます。

薬剤の塗布時間が必要以上となる、オーバータイムの発生

1液の塗布時間は、カールのかかりやすさ(ウェーブ効率)に比例します。
ですが、ある一定時間を過ぎるとカールのかかりやすさは変わらなくなります。
にもかかわらず、髪へのダメージレベルは侵攻が止まりません。

ウェーブ効率は上がりきったのに、ダメージだけが侵攻してしまった時間を、オーバータイムと呼びます。
オーバータイムは、ダメージレベルが高ければ高いほど、訪れる時間は早くなります。
毛髪のダメージは侵攻するほど、親水性(水と馴染みやすい)が上がる傾向にあり、親水性が上がるほど、薬剤の侵入が容易く軟化時間が短くなるからです。

ですから、美容師さんは、髪の質とダメージを客観的に見極められる技術が必要な訳ですね。

匂いも刺激?パーマ後の匂い

パーマ後のにおいの原因は主に2種です。

残留した1液の還元剤、アルカリ剤の匂い

シスチン結合がうまく復活しなかったときの髪のシステイン(SH)そのものの匂い

このどちらかである可能性が高いです。
原因としては、
オーバータイムの発生に伴う、浸透しすぎた1液残留。
2液の施術不良
ずさんな中間洗浄
などが上がります。

縮毛矯正、パーマは髪に確実に大ダメージを受けます。覚悟をもって、美容院を選びましょう。

縮毛矯正を含む、パーマは確実にダメージを受けます。ですが、ダメージの大きさは担当する美容師さんの経験による判断や技術によって大きく変わります。

ですので、まず、自分では絶対に行わない事です。
必ず美容師さんにお願いしましょう。

更に、縮毛矯正をする方は、最小限のダメージに抑える為に、

•できるかぎり信頼出来る、かかりつけの美容院を作る事

•美容師さんと二人三脚で最適な処方を探り続ける事

が重要です。何事も経験です。数をこなせば、1回めよりは2回め、2回めよりは3回め、必ず前回よりも改善するはずです。まして、人体は時期や年齢、環境によって変化します。縮毛矯正をする方にとって、美容師さんは髪の担当医とも言える訳です。カットはともかくパーマは専門のかかりつけの医師とも呼べる、信頼出来る美容師さんにお任せするのが一番です。

縮毛矯正を選ぶか?ヘアケアを選び直すか?

いかがでしょうか?縮毛矯正のダメージの原因と大きさはご理解頂けたと思います。

私は、40代に入り今までかけて来た縮毛矯正をやめました。
今までのように、思うような効果が得られなくなって来たからです。

どうも、加齢によって、ケラチンの生成がうまくいかなくなったなどの影響が考えられるそうですが、そんな状態で、今までどおりの縮毛矯正の効果を得るには、ダメージレベルを下げるヘアケアに、かなり気を遣わなければならないようです。

そこで、シャンプーを選び直すところをかわきりに、ヘアケアの見直しをはじめました。
結果的に、そうしたヘアケアによって、くせ毛の具体的な悩みだった、まとまらない、広がる、ちりちりなどの悩みはかなり解消しました。
ヘアケアの見直しによって、まさかの結果がまっていたのです。
私には縮毛矯正はしなくても良い物となった訳です。本音を言えば、へたに縮毛矯正をして、また悪化する方が怖いと言うのもありますが。

ですから、まず、縮毛矯正をするのか、しないのか?が、大事な選択肢である事を自覚する事をお勧めします。
なぜならば、たいていのくせ毛に悩む方は、縮毛矯正なしでも、ヘアケアを見直す事で、満足出来る仕上がりを得られる可能性があると考えているからです。
『サラサラ髪になりたくて』ではなく、『くせ毛がイヤだから』といった理由で、縮毛矯正をしている方ほど、そういう傾向に合る気がします。

それでも、縮毛矯正をする必要があると判断する方は、なおの事、ご自身のダメージレベルに注意が必要です。
縮毛矯正の効果を充分に引き出せるかどうかは、自分の髪質とダメージレベルによるからです。

更には、施術後のケアも見直す必要があります。パーマは必ずダメージを受けます。ダメージ後のケアにも様々な注意が必要だからです。一番怖いのは、薬剤の残留性です。パーマ後、1週間くらいは匂いが残りませんか?必ずしも薬剤の残留が原因とは言いませんが、多かれ少なかれ必ず残留は起こります。この辺のヘアケアは自宅で自らしなくてはいけません。

縮毛矯正は、施術前のダメージケア、施術そのもの、その後のヘアケア、とたくさんの覚悟と注意が必要な物なのです。

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くせ毛に悩まされ、縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)をかけ続けてきたが、40歳を過ぎた頃から髪のダメージが本気で気になるように。パーマに頼らず素髪(すがみ)をキレイにする方法を見つけたい!という思いからシャンプーやヘアケアの研究に目覚め、その中で見つけた役立つ情報を日々発信中。

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