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haru
生粋のアミノ酸シャンプーです。
アミノ酸シャンプーの中でも洗浄力が低く、刺激性の少ない洗浄剤が使用されています。
市販のシャンプーや洗浄力が強いシャンプーから切り替えると「全然泡立たないし、全然洗えてない!?」という印象を持つくらいです。でも、そのくらいやさしいシャンプーだからこそ、40代女性には安心して使えるのでオススメです。
成分解説
界面活性剤のうち、洗浄剤として主にココイルグルタミン酸TEAが使われています。
これに、コカミドDEAが泡立ちアップのために配合され、洗浄を補助してます。
ココイルグルタミン酸は、刺激性・洗浄力が共に低いと言われるアミノ酸系洗浄剤の中でも洗浄力は弱いほうです。お尻に付いているTEAですが、Na>TEA>アンモニウムの順に刺激が弱い傾向にあります。
洗浄力アップのために、同じくアミノ酸系洗浄剤である、ココイルメチルアラニンNaとココイルグリシンKが配合されています。両方ともアミノ酸系洗浄剤の中では、若干洗浄力のある界面活性剤です。
haruは2018年の8月に成分がリニューアルされました。今回の成分解説はリニューアル後のものです。
haru公式サイトによると、今回のリニューアルで植物エキス成分と洗浄力がグレードアップされたとのことです。植物エキス成分に関しては、効果はなんとも言えませんが、洗浄力に関しては、ココイルグリシンKは洗浄成分として新たに配合されたようです。
もともと、洗浄力が凄まじく弱かったので、普通の消費者に受け入れられづらく、さすがに売れなかったのかもですねw。正直、私もリニューアル前のものを使用した時、シャンプーできたのかどうか分からないくらいでしたから。リニューアル後も、使用感としては低刺激低洗浄力は健在であると感じました。
注意点と難点
haruは40代女性が安心して使えるシャンプーですが、アミノ酸シャンプーの中でも、洗浄力がかなり低いために、高洗浄力からの切り替えが難しい、ということがあります。
私は3ヶ月ほど使い続けて、ようやく慣れました。低刺激低洗浄力のシャンプーは使い続ける事によって、分泌される皮脂の量が減ってくるので、数回使っただけで「合わない」と判断せず、しばらくは使い続けてみることをオススメします。
また、haruのベタつきが気になる点として、洗浄力が低いためだけではなく、haruがリンスインシャンプーであることも関係している可能性があります。
haruに配合されている、ポリクオタニウム-10は、かつて一世を風靡したリンスインシャンプーに良く配合されていた成分で、シャンプーの洗浄成分によって生じるゴワツキを時間差で整えてくれる、柔軟、電荷除去、保湿効果の認められた成分です。
リンスインシャンプーが今時珍しくなったのは、この作用を、対になって開発されるトリートメントによって解決しているシャンプーがほとんどで、ポリクオタニウム−10は、シャンプーの弱点を抑える補助剤として少量使用されているケースがほとんどです。
ですが、haruは、なんとリンスインシャンプーと名乗っていて、対と成るトリートメントは存在しません。
ですから、その分リンス効果をつけるために、ポリクオタニウム-10が多めに入っている可能性があります。あんまり、ポリクオタニウム-10が多く配合されている場合、ベタつくごわつくなどの問題を生じる心配あります。
これは、洗浄時間が長くなるったりすすぎを怠ったりすると、時間差で働く性質を持つポリクオタニウム-10が、過剰に髪に皮膜して、ガチガチに固めてしまう事が原因です。とはいえ、洗浄時間を意識してすすぎをしっかりすれば、特に問題なく使用出来るはずです。
haruを使ってベタつき・ゴワつきなどの症状が出て気になる場合は、シャンプーにかける時間は短く、すすぎの時間は長くするように意識するようにすると解決するかもしれません。
見ての通り、透明ですこしトロッとしたテクスチャーで、グレープフルーツやオレンジといった柑橘系のさわやかな香りです。
成分表から見ても、使用感も、とにかく低洗浄力です。
グレードアップしたという植物エキスにもほのかな期待感が持てます。
アミノ酸系シャンプーの中でも刺激性と洗浄力がとてもやさしい、40代女性が安心して使えるオススメシャンプーです。
更に詳しく知りたい方は公式サイトをチェックしてみてください。
全成分表示
水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、グリセリン、プロパンジオール、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンK、セロリ種子エキス、乳酸桿菌/マテチャ葉発酵液、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、(カプロイル/ラウロイル)ラクチレートNa、クエン酸トリエチル、サピンヅストリホリアツス果実エキス、トコフェロール、ホップエキス、オオムギ発酵エキス、豆乳発酵液、ワカメエキス、アカモクエキス、スイカズラ花エキス、加水分解シルク、加水分解コンキオリン、マテチャ葉エキス、カボス果汁、アサイヤシ果実エキス、グアバ果実エキス、コーヒー種子エキス、ビワ葉エキス、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、センキュウ根茎エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、ハイブリッドローズ花エキス、カミツレ花エキス、ブッソウゲ葉エキス、ヘマチン、海塩、グルタミン酸Na、グリシン、アラニン、水添ホスファチジルコリン、ダイズステロール、ポリクオタニウム-10、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、ラウリン酸ポリグリセリル-10、BG、エタノール、キサンタンガム、レシチン、デキストラン、シリカ、レモン果皮油、アオモジ果実油、グレープフルーツ果皮油、オレンジ油、イランイラン花油、ライム油、カプリリルグリコール
界面活性剤
ココイルグルタミン酸TEA
コカミドDEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイルグリシンK
ラウロイルラクチレートNa(ヒト型セラミド原料に初めから入っている成分)
保湿剤・ベース剤
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
保湿剤・抗菌剤
プロパンジオール
保湿成分
デキストラン
保湿剤・増粘剤
キサンタンガム
天然界面活性剤・乳化剤
レシチン
コーティング剤
シリカ
サラサラ感・ツヤ出し
加水分解シルク
加水分解コンキオリン
pH調整剤
クエン酸トリエチル
抗酸化成分・老化予防
トコフェロール(ビタミンE)
ペプチド成分
アセチルテトラペプチド-3
発酵、培養液(イメージ成分)
乳酸桿菌/マテチャ葉発酵液
豆乳発酵液
植物エキス
セロリ種子エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、ホップエキス、オオムギ発酵エキス、ワカメエキス、アカモクエキス、スイカズラ花エキス、マテチャ葉エキス、カボス果汁、アサイヤシ果実エキス、グアバ果実エキス、コーヒー種子エキス、ビワ葉エキス、アカツメクサ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、センキュウ根茎エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、ハイブリッドローズ花エキス、カミツレ花エキス、ブッソウゲ葉エキス
植物エキス用 溶媒
BG、エタノール
芳香用 精油(香料)
レモン果皮油、アオモジ果実油、グレープフルーツ果皮油、オレンジ油、イランイラン花油、ライム油
防腐剤としての効用もあり
グレープフルーツ果皮油