うねって広がるくせ毛の大きな要因は髪のタンパク質の乱れ!
ですから、髪の成分を整えてあげれば
うねる!広がる!といった悩みが
解決に向かう!
というわけですが、これがとっても難しい、、、
私も散々くせ毛用をうたうシャンプーなんかにすごく期待して、頼ってみて、、、、
『あれっ??ぜんぜんおさまらない!』
『騙さた!』
の繰り返しでした。。。。
もうだまされたくない!その一心で、高校の化学や生物について調べなおし、髪や化粧成分を猛勉強してみると、、、、
騙された!
というのは、
被害妄想だった、、、、
と痛感。。。。
ちゃんと自分の髪を知り、ヘアケアアイテムの成分に注目すれば、私のくせ毛がどうすれば変化するのか?は明白。
今まで期待して使ってきた、如何にもくせ毛に効く!とうたったシャンプーたちに頼りっきりで、何故思うような効果が出なかったか?も明白。
改めて、勉強の大切さを思い知ったわけです。
では、うねって広がるくせ毛には、何をしたらよいのか、、、、
結論から申しますと、うねって広がるくせ毛を抑えること、少なくとも『質』を変えることは可能です。
特にオススメなのが、くせ毛を抑える期待が持てる成分が中心に配合された
ヘアオイル
です。
では、ここから、
何故?ヘアオイルがくせ毛に良いのか?
そんなヘアオイルの中でも、配合がうれしい、くせ毛に有効な成分とは何なのか?
そして、最後に、特にオススメな優秀ヘアオイルをご紹介させていただきます!
Contents
うねって広がる髪にお悩みのくせ毛っ子必見!くせ毛を抑える最新優秀ヘアオイルたち!
くせ毛を抑える!なんてうたうシャンプー。くせ毛にお悩みの皆様なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
で、結局思ったほどの効果は出ない、、、なんて経験までお有りなのでは?
何故?そんな目にあうのか?理由はいくつか有りますが、一番の理由はシャンプーやリンスといった
インバスのヘアケアに頼ってしまったことが原因となることが多いと思います。
言われてみれば当たり前。でも、私自身、勉強するまではそんな発想まったく無かったんです。
なので、一応簡単な解説をさせてください!
ではまず、何故?くせ毛にはヘアオイルが良いのかについて簡単にご説明いたします。
何故?ヘアオイルがうねって広がるくせ毛に良いのか?
ねぜかと言うと、、、
1、ヘアオイルのほとんどはインバスでは無くアウトバス、つまりは、つけっ放しで良いので圧倒的に効果が発揮しやすい!
2、ヘアオイルにはシャンプーやリンスに配合される、刺激となりうる成分、『洗浄成分』や洗浄成分による『ゴワツキを抑える成分』といった成分は配合されていない!つまりは、ほとんどのヘアオイルは刺激が低く髪の負担にはならない!
3、ほとんどのヘアオイルは、髪の仕上がりに変化をつけることが目的です。だから、くせ毛を抑える可能性の高い成分が高配合されているため、期待値が高い!
4、アウトバスならではの付けっぱなしで良いからこそ真価を発揮する成分も配合されている!だから、シャンプーやリンスには実現できない効果も期待できる!
といったところです。
散々シャンプーなどのインバスと比べてしまい、酷評気味に聞こえるかもしれないのでここで補足。。。
じゃあ、シャンプーやリンス、トリートメントにくせ毛を抑える成分を求めるのはまったく効果が無いのか?というと、そんなことは有りません。そういった成分が配合されているに越したことはありませんし、一定の効果もあると思います。
ただ、ここで言いたいのは、勉強してみてつくづく肝に銘じたシャンプーの真実
シャンプーやリンスはもちろん、まさかのトリートメントでさえ、その使用目的はあくまで、お湯だけでは高刺激となってしまい、髪痛んでごわごわになってしまうことを防ぐ。つまり、髪の洗浄による刺激を
低刺激に抑えること
なのだということです。
これだけ聞くと、シャンプーたちはひじょうに優しい成分で出来ている?と考えがちですが、、、
目に入ると痛いシャンプーたち、無刺激?そんなはず無いですよね?
そう、あくまで髪に優しい効果は、洗浄を摩擦を減らす、熱から守る、お水に含まれる刺激となりうる成分を抑える。
といったところで、長時間の成分の残留によってはタンパク質へのダメージとなりうる心配がある!といった矛盾した副作用があるんです。
だからこそ、シャンプーやリンス、トリートメントでさえ、
出来るだけ早くしっかり流す!
が基本です。
なので、出来るだけ長くしっかり付けたい!はずの
くせ毛を抑える成分
と同時に使用することは無駄ではないにしろ、もったいないといえ、結構ナンセンスな話で、
そもそも何故分けて使わないの?手間だからかな?
と言われても、仕方の無い事といえるものなのです。
ですから、、、、
正攻法のくせ毛対策といえるのは
シャンプー、リンスなどのインバスアイテムで、『洗髪のダメージを最小限に抑え』髪を守り
ヘアオイルなどの様々なアプローチによって、くせ毛に変化を与えるアウトバスアイテムで『髪の調子を整える』
だと考えられるわけですね。
ではつぎに、ヘアオイルがどのようにうねって広がるくせ毛を抑えるような変化を与えるのか?です。
近年のヘアオイルには様々な成分が配合されていて、そのアプローチの方法もたくさんあります。
ここが、アウトバスであるヘアオイルのよい所なんですよね。
いくつか、成分をご紹介いたします。
うねって広がる髪にお悩みに!一度は試してもらいたい優秀成分たち!
私が学生の頃、くせ毛に悩んで選んだくせ毛用の成分は、当時勉強してたわけでないので定かではありませんが、嫌われ者のシリコーンくらいなのではなかったでしょうか?増えに増えた期待溢れる成分たち知っているもの全部ここで紹介したいくらいですが、それはまた別記事で、、、
今回は代表的なものを抜粋し、簡単な説明で済ませますねw!
アミノ酸系成分
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン)
- グルタミン
- アスパラギン酸
- グルタミン酸
- アルギニン
- アラニン
- プロリン
- システイン
- リシン(リジン)
- トレオニン(スレオニン)
- アスパラギン
- フェニルアラニン
- セリン
- メチオニン
- グリシン
- チロシン
- ヒスチジン
- トリプトファン
- etc etc….
とりあえずずらりと並べたこれらの成分、すべてアミノ酸と呼ばれていて、私たちの体、タンパク質を構成している成分たちです。
これらの成分は、タンパク質である髪にも当然存在しています。
そのため、ダメージ髪と親和性が高く、髪のダメージ箇所に与えることで、補修に近い効果が期待でき、くせ毛に変化を与える期待が持てます。
また、加水分解ケラチンやケラチン(羊毛)なんて成分もこれらの仲間です。
というより、同じ成分なのです。
羊の毛もケラチンも、アミノ酸の集合体ですから、分解すれば人の髪と同じアミノ酸であるのと同じというわけですね!
さらには、ケラチンは髪の主成分でアミノ酸の集合体です。
ですから、ケラチンそのものはもちろん、ケラチンを分解して得られたアミノ酸たちは髪のアミノ酸の構成とひじょうに近しい構成で出来ているといえ、髪の補修に向いている!と考えられています。
潤い補修系成分
よく言う『髪の潤い』は、コシやツヤや手触り、、、そして、私たちが大注目のくせ毛の質を決めるといわれています。
そんな『髪の潤い』を決める大きな要素が
CMC(Cell:細胞 Membra:膜組織 Complexne:いくつかの部分から成る)
とよばれる成分たちです。
未だそのすべてが明らかになってはいないミクロな世界ですが、CMCには、少なくとも髪のうろこ、キューティクルをつなぎ合わせたりする役割があり、髪の柔らかさやツヤといった、髪の質を決める重要な要素の一つといわれています。
だから、くせ毛のかたには特に大注目の部分といえますね。
CMCには様々な成分が発見されていて、その成分がそのまま潤いの補修成分としてヘアオイルに配合されています。
それぞれ見ていきましょう。
ヒト型セラミド
- セラミドEOP(セラミド1)
- セラミドNG(セラミド2)
- セラミドNP(セラミド3)
- セラミドEOH(セラミド4)
- セラミドAG(セラミド5)
- セラミドAP(セラミド6Ⅱ)
- セラミドEOP(セラミド9)
これらは、すべてヒト型セラミドとよばれる、セラミドの一種です。
ヒト型セラミドとは、セラミドNGやセラミド2などなど、セラミド+アルファベットor数字で表されるセラミドで、人体に実際存在するセラミドたちの総称です。
ヒト型セラミドたちは、髪だけでなくお肌なんかでも活躍する、潤いを維持するエースとなる成分です。
つまり、『美』においてもエースとなりうる成分といえるわけですね?
さらに言えば、潤いは、外部からの刺激を侵入させないバリア機能を成立させています。
ですから『健康』においても重要なファクターといえるわけです。
このように、くせ毛を抑えるのに超重要なヒト型セラミドだからこそ、不足した箇所に与えてあげることで、バリア機能を充実させ、潤いある美しい髪が実現する期待が持てるわけですね?
潤いはくせ毛にも密接な関係が有ります。痛んだくせ毛は雨の日に爆発しますものね?
特に注目されているのが、髪に最も多いヒト型セラミド
セラミド2(NG)
です。が、個人的には複数種入っているものの方が好みです。
その他のCMC成分
- 18-MEA
- オレイン酸
- パルミトレイン酸
- パルミチン酸
これらの成分も、セラミドと同じく髪の潤いと『美』を担う、くせ毛CMCの成分の内の一つ。
キューティクルの最表面に存在し、髪の表面を脂質でしっかり覆うことで、ツヤを演出するとともに、お水系の成分の浸入を防いでくれています。
さらに、18-MEAは、シャンプー成分で変化しづらいために、シャンプーの刺激から髪内部を守ることにも一役かっているとか。
皮膜系成分
- シリコン
むかしからなじみ深い成分ですよね。嫌われ者としてw
実際は、安価で変化しづらいゆえに刺激は無く、即効性が高い!と非の打ち所の無い成分です。
皮膜して、皮膚呼吸出来なくなる!なんて嘘が流行りましたがもちろんそんなことはありません。
- キトサン
なぜ?そういえるのか?先ず一番の理由が、シリコンのように、見栄えや手触りを良くしてくれる上に、あらゆる刺激に強いことです。
なので、髪を皮膜することで摩擦や紫外線、熱などの髪を傷める刺激から髪を守ってくれます。そして、シリコンがなかなか落ちないのに対して、キトサンは刺激には強いくせに、お湯であっさり落ちる特性があります。
このため毎日お湯であっさりオフでき、翌朝フレッシュなものに付け替えることが出来ます。
これにより」、シリコンがだんだん状態が悪くなっていくのに対して、キトサンは毎朝最新の状態に戻せるため、変わらない仕上がりをキープできる!というわけですね!
- ヘマチン
血中のヘモグロビンから出来る成分で、ケラチンと非常になかのよい成分です。
この為に、欠損したケラチンを補強する事が出来、破損箇所の補修効果が期待で来ます。
また、抗酸化成分としても優秀で、パーマによるダメージ補修には、残留成分の打消しも期待できるために、相性がとっても良いです!
ラクトン誘導体(メドウフォーム -δ- ラクトンなど)
熱に反応して、キューティクルの破損箇所を繋ぎ合わせ補強する効果が期待で来ます。
また、シャワー後の 『熱』 から髪を守る効果も頼もしい成分です。
ぺリセア
CMCの成分の内の一つ。
キューティクルの最表面に存在し、髪の表面を脂質でしっかり覆うことで、ツヤを演出するとともに、お水系の成分の浸入を防いでくれています。
さらに、18-MEAは、シャンプー成分で変化しづらいために、シャンプーの刺激から髪内部を守ることにも一役かっているとか。
ですから、18-MEAをダメージ毛髪に塗布することによって、ツヤと髪本来の撥水性を取り戻すことが期待できるわけですね?
化粧成分としての配合では、この18-MEAの効果をさらに高めるために改良した成分クオタニウム33やポリクオタニウム-61として配合されているそう。